60歳からゴルフを初めてされる方や定年後から真剣に始める方など、どんな状況からでも、どうせゴルフをやるなら楽しく取り組みたいものです。
60歳といえば、世間では高齢者に思われがちですが最近ではそんなことはありません。私の所属しているゴルフクラブでは70歳過ぎてもシングル維持されてる方少なくありません。
還暦を過ぎても飛距離が落ちないゴルファー、60歳からゴルフは全然大丈夫ですし、100切り・90切りは「さっさと通過して」シングルも目指しましょう。
60歳からのゴルフクラブ選びは重要だし楽しい!
60歳からゴルフを真剣に取り組んでみようと思われているなら、まず最初に「現在お使いのゴルフクラブを見直すことからスタートしましょう。
過去にお付き合いでされていたゴルフクラブをそのまま使っても、全然大丈夫ですが、最近の道具は進化していて頼るのもアリですよ。
この機会に見直して「一からスタート」するのも新鮮な気持ちで丁度いいのではないでしょうか。わたしの場合も定年後にゴルフクラブもバックも一新しました。
シニアに合うドライバーの選び方
60歳からのドライバー探しといっても「みなさん一緒」ではないですから、ひとくくりに「コレがいいです」というおすすめは出来ません。
体形やら体力、スイングタイプ色んな要因を考えて選ぶ必要があります。一般的にはシニア用のドライバーといえば
ヘッド重量とシャフトの重量の軽いタイプで、シャフトの硬さも「柔らかい」ものが進められます。
一般的にシニアゴルファーは「体力が落ちている」「スイングスピードが遅い」ということから選ぶことになります。
そういうシニアゴルファーに方だとすると
重量:シャフトとヘッド重量で290g以下
硬度:「R」or「SR」
が一般的になります。
いやいや私は、経験もあるし体力もある方は、ある程度ご自身で分かっておられるので私がここでいうことはありません。
しかし、あえてアドバイスできることは
アベレージゴルファーやシニアゴルファーの普通のゴルファーは、重量が「重め」硬度が「硬め」のゴルファーが多いのが現実です。
ゴルフパートナーやつるやゴルフの中古販売されているドライバーを見ると、「S-シャフト」シャフトの重量が「60g」が多いです。
ということは、Sシャフトで60g台のシャフトを購入したけど使いこなせなくて手放すゴルファーが多いということだと思います。
通常女子プロでも「50g以下」のシャフトで男子プロでも「60g台のシャフト」を使っている人もいるのですから、シニアにおススメのシャフト重量は、
「50g以下」
シニアに合うドライバーの重量は、一般ゴルファーには300g前後で、振り切れるなら重めがいいと思います。
シニアでも飛ぶアイアンの選び方
シニアに合うアイアンは、まずは「振りやすくて飛ぶアイアン」ですが、ドライバーと同様に、体力(スイングする力)によります。
私の使用アイアンは、ゼクシオを7年使っています。最近UD+2アイアンを7番~PWの4本セット購入しました。
飛び過ぎて距離感が分かりません。慣れるまで時間がかかりそうです。今まで8番使っていたのがPWですから困っています。
当面は7番8番だけ入れて旧アイアンの8番・9番・PW・AW・52度・58度を使っています。慣れてくれば徐々に入れ替えるつもりです。
飛び過ぎもよくありません(;O;)
アイアンのシャフトはスチールかカーボンか
ドライバーの場合は、シャフトで悩むのは重量だけですが、アイアンの場合は、まず最初に「スチール」か「カーボン」かで悩みます。
結論からさきにいいますが、「どちらでもいいです」振ってみて「気持ちよく振れる」ほうを選んでください。
カーボンは軽いので手で打ってしまう傾向にあります。振り過ぎて左へ引っ掛けてOBというのが最近おきてしまいました。
非力でないなら、シニアでも「スチール」の軽いタイプと打ち比べてから購入されるほうがいいと思います。私の場合もカーボンにしてまだ慣れていません。
最近のアイアンのシャフトは、性能が良くて「スチール」でも「カーボン」でも女子プロ、男子プロも含めて、どちらでも使っています。
アイアンヘッドには、色んなタイプがありますので、迷いますよね~。試打してみて気になるのは「打音」です。
どうしても音が気になります。こだわる人は、フォージドでないとダメな人もいますが、私の場合は、それよりも「ミスをカバーしてくれるヘッド」が一番だと。
60歳からのゴルフ上達のための考え方
60歳を過ぎてからゴルフを本格的に始めようと思っている方も過去にやっていて定年後に、少し真剣にやりたい等。
ゴルフを始めるきっかけは、何であっても「ゴルフ上達」には、練習方法によって大きな差がでます。
■あなたは、次のどちらにあたりますか?
➀一番身近な師匠として自分より経験のある友人に教えてもらう
➁どうせやるなら、ゴルフスクールに入る
どちらを選ばれましたか? ほとんどの方は、➀を選択されています。ですから、ゴルファーのほとんどの方は
シングルプレーヤーどころか100切り・90切りもできないゴルファーがゴルフ人口の多くを占めています。具体的には、
ゴルフ経験10年未満のゴルファーの約8割以上は100切りできていません。90切りできる割合になると、ゴルファー100人中16人。
例えていいますと、20人のコンペを実施した場合、90切りできる割合は約3人程度ということになります。
シングルプレーヤーともなると、米国ゴルフ協会の統計によると、パープレー出来る男性ゴルファーの割合はわずか0.1%しかいません。
私の結論は、人間のほとんどは、習い事が苦手かもしれません。調べた分けではありませんが、ゴルフを上達するためにお金を出して習うという人は少ないです。
■定年後に挑戦してシングルになれた練習レポート
真剣に上達したいのなら、費用をかけてでも人のしてないことに挑戦することですが、費用もお金もかけたくないゴルファーの方へ、
私がサラリーマン時代に月イチゴルファーでも、安定して90を切ることができたのか、定年後に2年でシングルになれた練習方法をまとめています。
もちろん無料ですから気軽に読んで、もし良かったら感想お待ちしています。YouTube動画のチャンネル登録して頂けたら嬉しいです。
■ゴルフの考え方が変わる他のスポーツとの違いを理解すること
最初の基本が大事なのは何をするのも同じだと思いますが、ゴルフの場合は他のスポーツと比べて違うところは
1.体力がそんなにいらないし瞬発力もいらない
ゴルフの中継を見ているとプロの試合なのに「太めの体形」でお相撲さんみたいな人がプロゴルファーとして活躍されています。
サッカーや野球と違って走ることはほとんどの場合ありません。瞬発力はいりませんので、特に運動能力がいるスポーツではないです。
しかし、他のスポーツにない「繊細さ」「大胆さ」「判断力」メンタルの強さを一人で解決しなくてはなりません。
プロもアマも一般ゴルファーも、求められることが出来る人ほど「上手なプレーヤー」だといえるでしょう。
2.いつも場合も自分が主役
プロの試合では、キャディーさんとの連携も重要ですが、一般ゴルファーはほとんどの場合は一人で判断して一人でプレーします。
ミスをした後に「どうするか」は自分の判断で決める必要があります。ひとつのミスが連鎖的にでてしまうことは少なくありません。
3.大技(パター)から小技(ドライバー)まで多くの技術がいる
サッカーや野球は、自分のポジションがあります。バントの得意な人、代走専門、ホームランバッター、ピッチャー等々。
ゴルフの場合は、ホームランもバントもセンター前ヒットも全部打つことが必要ですし、それがまんべんなくできる総合力が求められます。
4.止まっているボールを打つ競技
ゴルフが他のスポーツと比べて最大の相違点は、止まっているボールを「打つことからゲームが始まる」競技であることです。
ボールが動いていれば、仕方なく体が動きます。そのボールの動きにたいして体を反応させていく必要があります。
ゴルフはボールが止まっているため打つタイミングを自分が作る必要があるのです。いつでもいいのです。自分のいいときに打つのですから。
静から動への動きのスタートがゴルフの難しいところだと言う人もいますが、ゴルフが上手になればなるほど難しいと思えるし
プロゴルファーになると、足踏み、ワッグル等を行ない動くことを止めません。「動から動」にすることでタイミングを作っているのです。
自分自身のルーティーンを作ることを最初から練習することは練習の第一歩とするといいでしょう。打つ前からが大事だということです。
5.考える時間が多い(移動と待機時間)
ゴルフをプレーしている平均的な時間は、ハーフ2時間30分として約5時間です。この間にボールを打っている時間はどれくらいでしょうか?
バックスイング、ヒット、フォーローで2秒から3秒)としてスコアーが100で回ってきたとするとパターの平均が40として60回のすいんぐです。
60回×2秒=120秒 2分です(^^♪
ボールをヒットした時間は、18ホール合わせても「1分」にもなりません。残りの時間は、移動と待機時間なんですね。
ラウンド時間の5時間のほとんどは、ボールを打ってない時間です。ゴルフが特殊なスポーツだと認識することでゴルフの考え方が急激に変わりませんか?
打つ時間以外の「考える時間」をいかに有効に使うかで、あなたのゴルフはライバルに差をつける結果となるのです。
3パットをしないパターの打ち方練習
パターは、上級者ほど真剣になり過ぎてショートパットを外したりすることがあります。しかし、18ホールをトータルでみるとパターのミスは初心者のほうが圧倒的に多いです。
コース以外での練習をしてないこともありますが、パターの練習方法を知らないというよりも「重要度が低い」のだと思います。
上達したいのなら、パター練習は必須です。生まれつき上手だというゴルファーもまれにいますが、ほとんどの場合は練習しなくては上手になれません。
練習グリーンでのパター練習は「歩測」してから打つ
パター練習のコツは、3パットをしないための練習です。距離感をどうやって自分のものにするかということは重要です。
練習グリーンでは、まずは歩測で「15歩」の距離感の練習から始めます。そして「10歩」距離、最後は入れるつもりで「5歩」の距離を打ちます。
ロングパットの距離感ができれば、次はショートパット「1m」を強めに入れる練習をします。返しの1mの距離が強いゴルファーを目指しましょう。
女子プロに学ぶアプローチの打ち方
60歳からゴルフの参考になるのは、女子プロです。2017年の賞金女王となった鈴木愛プロから多くのことを学びましょう。
鈴木愛プロは、どんな練習をしているのか、雑誌でみたことがあります。その内容を見ると次のように答えていました。
「シーズンオフはアプローチをめっちゃくちゃ練習しました。昨年と比べても2倍以上練習量を増やしました」
アプローチの打ち方も「上げる」「転がす」「中くらいの低いボール」等々、練習の種類も増やして色んなバリエーションを想定した練習をしました。
プロや上級者は、嫌というほど感じていることは、「グリーンに近づくほどショットの精度がスコアに直結する」ということです。
60歳からのゴルフスイングの作り方
100切りにはスイングよりメンタルと100ヤード以内が上達すれば簡単に切れます。90切るには、ある程度のスイングとアプローチとパターだけで十分です。
シングルになるには、100ヤード以内を強くなるのは当然ですが、安定したスイングができるようになることが必要です。