Pocket

ゴルフメンタルを鍛えることの重要さを感じています。ゴルフでメンタルを鍛えるには、メンタルトレーニングが必要ですが、一般のアベレージゴルファーがプロみたいにメンタルトレーナーをつけて強化することはできませんよね~。

ゴルフメンタルを鍛えるゴルフダイジェスト 2016年 12 月号 [雑誌]で「強いメンタルが必要だ!」という記事が掲載されていました。強いメンタルはどのようにして手にいれられるのかゴルファーなら知りたいですよね。

ゴルフメンタルトレーニングとかトレーナーをつけるとか、本(専門書)ではなく、ちょっとした考え方を変えるだけで「誰でもできる簡単メンタル強化」ができるのです。

ゴルフダイジェスト2016/10/21発売で杉原プロの息子さんが語っている記事があります。そこには私たち一般のゴルファーにスッゴ~ク参考になる話がされていました。

杉原輝雄プロ(関西のドンと言われた)は、ドライバーの飛距離でいえばプロのなかでも1番飛ばないことで有名でしたが国内ツアー勝利は57勝(メジャー勝利数4勝)小さい体にどんなパワーがあったのか知りたくなり夢中で読んでいました。

どうせアカンのやから思い切っていけ

杉原輝雄プロのメンタルの強さは、間違いなく日本のゴルフ歴史に残っています。その強さを見てきた長男の敏一プロは、父の強さを次のように語られています。

「今でもゴルフをしていてよく多い出す父の言葉があります。”どうせアカンのやから思い切っていけ”という言葉です。」

「たとえミスしてもとにかく自分のやったことに対して後悔することを許しませんでした。逃げて失敗するなら、攻めて失敗した方が後悔はしない。私はそう教えられてきました」

「父自信が、常にそういう気持ちでボールに向かっていたのだと思います」

開き直ることでプレッシャーを軽減

後悔すると気持ちが守りに入る➡守りに入ると結果がでない➡そして後悔すると負の連鎖が起こる。杉原プロは「開き直ること」で自分へのプレッシャーを軽減していたのです。

杉原輝雄が教えた4つの言葉

どうせアカンのやから思い切っていけ
人に頼るな、自分で考えや
思い切ってやった失敗は許せ
調子が悪きゃ我慢せぇ

飛ばないことで逆手にとり相手にプレッシャーを与えていた。自分をよく理解していたからこその戦術だったのです。

メンタルを強くするコツ=プレーに表れていた

1.2打目のオナーはマッチプレーで有利

ティーショットが飛ばないと、2打目は当然先に打つことになります。そこで長いクラブで悠々とグリーンに乗せる。それを何ホールも繰り返すことで相手に焦りが生じるのです。ティーショットは飛距離を意識しないからシンプルな気持ちで打てる。

2.口癖は「遅いは!」準備に時間をかけていた

ティーショットを打ち終わったら誰よりも先に走って2打地点へ行く杉原プロを見ていますよね~。できるだけ早くプレーすることで次の1打に集中できる時間が多くなる。

相手を待たせるのは人間としてアカン、とよく言われていたみたいです。朝の時間も人より早く到着して準備時間をとっていたとのことです。

強いメンタルを有むコツ

そういえば、世界のイチローさんも練習場へは常に1番早く到着して準備時間を充分とることは有名ですよね~。

杉原輝雄プロは、自分は小柄で非力、そのコンプレックスをカバーするために、誰よりも先に行動することで気持ちを有利にしていたのではないかと思います。

つまり迷いがない。だからこそ結果に一喜一憂しない。それこそが強いメンタルを有むコツだといえると思いますね~。(その裏には練習量の多さがあってこそ)

3.なにがなんでもストレートや! パットはとにかく真っすぐ打つ

杉原輝雄プロの朝の練習は、距離感だけを整えていたとのことです。杉原式パット練習は、練習グリーンはなるべくストレートに打てる場所を探して「エッジからエッジ」までの距離感に集中。

ロングパットを次々に決めた裏話は、傾斜を読むことを避け、ストレートに打つことを心がけたのがロングパットが入るコツだったそうです。

4.反省したってしゃあないわ!

自分の失敗を悔しがるのは、プレー直後だけで「常に目の前のことに集中」することが重要です。

驚異的な練習量を積んで試合に臨む杉原プロだからこそ、それが自信となって、例えミスをしてもクヨクヨせずに次のプレーに気持ちを切り替えられたのでしょう。

雅人さん
準備中です(-_-;)
Pocket