スライスの強い人は曲がり幅の大きいクラブを、それほどスライスは強くないが、球を捕まえるのが苦手な人は、曲がり幅の小さいモデルを選ぶと方向性が安定して飛距離も伸ばせます。ALBA10月号引用[雑誌]
飛ぶドライバーランキング: シニアはヘッドスピードで選ぶのが正解!
シニアゴルファーが、ドローボールを打てるドライバーを選ぶときは、自分のヘッドスピードとクラブの曲がり幅をチェックすることが飛ぶドライバー選びには重要なことです。
ヘッドスピード&弾道別ドローが打てる早見表
最新のドライバーは極端に曲がり幅が大きいモデルはなく、左へのミスを気にせずドローボールを打てるモデルがズラリ。
また重量が軽いクラブには、スイートエリアが広く、打点が安定しないシニアや初心者でも安心して打てるモデルです。
重量が重くて曲がり幅が小さいドライバーには、ボールを捕まえながら弾道の高さや曲がり幅を打ち分けられるシニアアスリート向けのモデルもあり、アベレージから上級者まで幅広く使えるモデルです。
シニア初心者向け:ドロー曲がり幅小さく軽いドライバー
Mグローレ テーラーメイド ヘッドスピード37~44m/s
Mグローレドライバーは、スライサーの救世主として人気の「グローレ」とツアープロが認めた「M」のテクノロジーが融合した「Mグローレ」が2018年秋にラインアップされたその特徴とは。
フェースの薄肉化で反発力がアップされた。そしてヘッドターンがしやすい設計に、その結果ボールが捕まりやすくなり、やさしくドローボールが打てる仕様となっている。
G400 ピンゴルフ ヘッドスピード:37~42m/s
G400ドライバーは、重心深度が深い大型ヘッドで、スイートエリアの広さはトップクラス。シャフトのしなりが大きく、ヘッドがゆったりとターンしながら高弾道のドローが打てる。
重心距離が長いので、リストの動きを抑えたスイングで、ヘッドスピード37~42m/sのゴルファー向き。
シニアアスリート向け:ドローの曲がり幅小さく重量重い
RS プロギア ヘッドスピード:40~45m/s
RSドライバーは、重心角が大きい以外はクセのないヘッドとシャフトで、打ち出し方向が安定している。バックスピンもサイドスピンもストレートからドローになる。
スライサーだけでなく、ドローヒッターが安定してドローボールを打てる設計になっているヘッドスピードが40~45m/sのゴルファー向き。
TS2 タイトリスト ヘッドスピード:40~45m/s
TSドライバーは、大型のわりにフェースコントロールがしやすく、中弾道・低スピンのドローボールで叩いても吹き上がらない。また、打感が非常に柔らかいのも印象がいい。
やさしくプレーしたい中上級者におススメでヘッドスピードが40~45m/sのゴルファー向き
ビジール535 本間 ヘッドスピード:38~43m/s
ビジール 535 ドライバーは、クセのないきれいな顔と柔らかい打感は本間なれではのドライバーだ。捕まりのいいヘッドと先端が走るシャフトで球筋はドロー。
フェースコントロールがしやすく曲がり幅や球の高さを打ち分けられる操作性の高さがある、ヘッドスピードが38~43m/sのゴルファー向き。
ドローの曲がり幅、重量の中間のドライバー
VG3 タイトリスト
VG3は、スクエアに構えやすい深重心のヘッドとシャフトの動きがぴったりマッチしている。インパクトのフェースの向きが安定し、真っすぐ打ち出して落ち際で左に曲がる高弾道のドローになる。
ミスヒットの強さも抜群にいい。ヘッドスピードは、39~43m/sのゴルファー向き
GX ミズノ ヘッドスピード:40~45m/s
GXドライバーは、シャフト先端のしなり戻りが速く、ヘッドが加速しながら振り抜ける感覚がある。また、フェースの弾きが強くてボール初速がアップ。
つかまりのいい中弾道のドローボールがグングン伸びてランでも飛距離を稼げるドライバーでヘッドスピードが、40~45m/sのゴルファー向き。
ローグスター キャロウェイ ヘッドスピード:39~43m/s
ローグスターは、重心角の大きいヘッドと中間から先が走るシャフトで、スライサーでもボールを捕まえられるスイートエリアが広い。
フェースのの弾きが強くて、球離れが速いぶん、曲がり幅の小さいドライバーで安定して飛ばせる。ヘッドスピードは、39~43m/sのゴルファー向き。
超スライサー向け:ドローの曲がり幅が大きくて軽い
ゼクシオ10 ダンロップ ヘッドスピード:36~40m/s
ゼクシオ テン ドライバーは、フックフェースの度外が強く、フェースが開いて当たるスライサー向きのドライバーだ。意図的にフェースを開いて打つと、やや右に出てから左に戻るドローボールになる。
高音でクリアな打球音は、パワーのないシニアや非力なゴルファー向きのゴルファーが気持ちよく飛ばせるドライバーだとシニアの間で人気が上昇中。
インプレスUD+2 ヤマハ ヘッドスピード:37~42m/s
インプレスUD+2は、グースネックのようにFPが小さく、重心角もライ角も最大級。ボールを包み込むようにヘッドがターンしてきて重度のスライサーでもドローボールが打てる。
スイートエリアが広いぶん、左へ引っかかる心配がない「捕まりの良さが魅力」のグースネックドライバーだ。ヘッドスピードは37~42m/sのゴルファー向け。
マジェスティロイヤルSP ヘッドスピード:37~41m/s
マジェスティ ロイヤルSP ドライバーは、長尺シャフトの中間から先端がビューンと加速。ヘッドも振り遅れることがなくついてきて捕まりのいい高弾道ボールが打てる。
フェースの弾きも強く、ヘッドスピードの遅いスライサーが飛距離を伸ばすのに最適のドライバーだ。ヘッドスピードが、37~41m/sのゴルファー向き。
今年で21回目を迎えた「D-1グランプリー」2017年最新の42モデルが参戦して今年一番のぶっ飛びドライバー最強のモデルを試打して決める企画だ。ゴルフダイジェスト2017年09月号 [雑誌]
今年一番ぶっ飛びドライバー最強のモデルを試打
私が注目したのは、テスターだ。予選42モデル、予選通過するのは「16モデル」その試打をする3人のプロの特徴だ。
Tプロ【男性】:ヘッドスピード50m/sのは300ヤードヒッターのプロコーチ
Mプロ【女性】:ヘッドスピード45m/s 飛ばし屋娘
Kプロ【女性】:ヘッドスピード42m/s アッパースイングが特徴の女子プロ
使いてによって飛ぶモデルは違う!
「使いてによって飛ぶモデルは違う」タイプの違うテスター3人、女子2人のスイング特徴も違う2人は、アッパースイングのKプロとダウンブローに打つMプロの3人ともコンスタントに飛んだモデルとは?あなたのエースドライバー決めて下さい(^O^)/
予選1位から16位までのその差は、6ヤード
テスター3人の試打感想
Tプロ【男性】:ヘッドスピード50m/s:ヘッドスピード45m/s
構えた時に顔つきのいいドライバーはストレスなく打てて結果も良かった。小ぶりの顔が好みですね~。
お気に入りのドライバー:SRIXON Z765 ドライバー(Miyazaki Kaula) TW737 450 ドライバー
Mプロ【女性】:ヘッドスピード45m/s
スピンを抑えた強い球が打てるクラブが飛びました。球が吹きあがる心配がないので、思い切って振れるんです。
お気に入りのドライバー:ホンマTW737 445 ドライバー・ピン G30LS TEC ドライバー
Kプロ【女性】:ヘッドスピード42m/s
長めのクラブをゆっくりと振っていくと、高い球が出てランが出ました。スピンの少ない打ち方に合っているのかも。
お気に入りのドライバー:エピックドライバー・インプレス UD+2 ドライバー
D1グランプリ決勝トーナメント結果
決勝トーナメント試打者の変更
決勝トーナメントになると、また試打者が変わりました。この3人の特徴も、クラブを選ぶ参考になりますので紹介しますね。
勝又プロ【女性】:ヘッドスピード38M/S ナチュラルなドローボール女子
金子プロ【女性】:ヘッドスピード41m/s 小気味よいストレートボール女子
横田プロ【男性】:ヘッドスピード49m/s 300ヤードドライバーが飛び出すか?
この3人のテスターが16本のドライバーを打ちまくった結果、ベスト8のドライバーが決まりました。その8本とは、その中から自分が一番飛ばせるモデルも見えてくる。
準決勝からは、コースの打ち下ろしのホールへコースを変えて行われた。左右にラフがあることで各クラブの飛びにどんな影響が出るかも見どころだ。
安定して真っすぐ飛ぶのは「M2」やさしく捕まって上がる「グローレF2」ボール初速が上がる「エピックスター」の4モデルは、個性派ぞろいのベスト4となった。
M2対マキシマ 準決勝1試合
準決勝第1試合は、マキシマの飛びは、予選から注目されていて今大会の台風の目、シャフトのしなりが大きいこともありタイミングが合えば飛ぶが、その分ミスの可能性もある。
逆にM2は、球が散らばらないくてオートマチックにキャリーボールが安定して飛んで行く。その結果、辛くも15ヤード差で決勝進出した。
エピックスター対グローレF2 準決勝第2試合
第2試合は、出球が高くてスピンがやや多い「グローレF2」とにかく初速が速くてスピン量が少ない「エピックスター」との対決。
ハードヒッターの横田プロや玉の高さが出せる金子プロにとっては、「スター」が、、ドローヒッターでスピンが少ないタイプの勝又プロは「グローレF2」が平均的に飛んだ。
M2対エピックスター 決勝戦
今年のD1チャンピオンに輝いたのは、「GBBエピックスター ドライバー」男子プロも女子プロも飛んだという。ゴルフダイジェストの解説を読むと、次のように説明されている。
「ポイントは、高いボールと初速にある。試打者の打球を横から見ていると、スターは出だしの50ヤードの初速が速いし、球離れが早くても球が滑らずに捕まりやすい。それにスターは、右へプッシュ気味に飛んだ球は、実は飛んでいる」
ということは
ミスの多い一般のアマチアゴルファーでも「飛ばせるドライバーだ」。しかし、試打したプロのタイプやヘッドスピードの出ない女子プロからも参考になる答えがあることに注目してほしい。
D1グランプリーが選んだ飛ぶドライバー シニア&レディースベスト4
飛ぶドライバーランキング シニアやレディースにとって飛ぶドライバーは、今回のD-1グランプリー」の記事を見て思うことは、参考にするテスターは「勝又プロ」ではないかと思います。
ベスト4に残った4本のクラブの飛距離からシニア・レディースにとって一番飛ぶドライバーは、1位:M2 2位:グローレF2 3位:エピックスター 4位:マキシマの順位になりました。
1位 M2(エムツー)ドライバー
2位 GLOIRE F2 ドライバー
3位 エピック スター キャロウェイ
4位 リョーマ ドライバー マキシマ