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心理学者ウイリアム・ジェームスは、「人間はこうなりたいと思い描いたとおりの人間になる」と「成功者と呼ばれる人は「こうなりたいと思うことに向かって成し遂げるまでつづける根気がある」のです。私には才能はないが、あるとしたら「継続して努力することができる」ことでしょうかね。

なりたい自分になれた人は幸福になり、なりたくない自分で我慢している人はいつまでも本当の幸せになれないと思うのです。いくらゴルフの才能があったとしてもシングルプレーヤーになりたいという夢を抱かないゴルファーがシングルになれないのと同じようにです。

「なんとしてもシングルプレーヤーになる」という強い意志をもつことです。

ショットのときでも同じことです。「自分はどのようなショットを打ちたいか」ということです。例えばティショットで「軽いドローボールで230ヤードのドライバーショットを打ちたい」ということを打つ前にしっかりと自分自身に宣言することです。(同伴プレー者に宣言してもいいです。)

最初は、スライスしたり、すっぽ抜けたりするかもしれませんが、その意志を持って自分に宣言することにより、その確立は明らかに高くなっていきます。あなたの脳はあなたが強く念じた目標を達成するように働いてくれるように作られているのですから。

自分はどのようなショットを打ちたいかを決断して、そのショットの実現のためにベストを尽くすことがゴルファーが持つべき好ましい精神なのです。

●人間は「自分がこうなりたい」と思ったことが実現できるようにつくられている。

●「自分はどのようなショットを打ちたいか」を宣言して打つ。

※成功者は、ただ単に「成功するまであきらめずにやっただけ」である。

強い意志を心に刻み付けてプレー|パットはオーバーさせること!

パットをオーバーさせることを優先させたら「3パットの確立が高くなるのでは」と考えて躊躇(ちゅうちょ)するゴルファーがいます。(私もそうです(笑))このゴルファーの問題点は「確実に2パットにしたい」という気持ちから距離感を考える気持ちが強く、結果ショートしてしまい、3パットしてしまう結果になります。

「3パットしてもいいから、必ずカップをオーバーさせる」という強い気持ちでプレーするゴルファーは、最初のうちはボールがカップを1メートル以上オーバーするかもしれません。

しかし、この気持ちを持ち続ける限り、ボールは確実にカップをオーバーし、しかもたとえボールがカップを外れてもカップの30センチ以内に止まる理想的なパットができるようになるのです。強い意志を持ってプレーに臨み、それができたかをしっかり確認する習慣があなたをシングルプレーヤーへと導いてくれるのです。

●脳は強く念じた目標を達成するように働いてくれる。

●「パットでカップをオーバーさせる」と決断したら3パットしても後悔しない。

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