ゴルフのスウィングを言葉で説明するのは難しい。まして言葉だけでゴルフが上達くなるはずはない・・・
たいていの人はそう思っている。
それならば、ユーチューブ動画などでゴルフのプロたちのスウィングを見ることでゴルフがわかり上手になるかといえば、それも違う。
もし「見る」ことでゴルフが上手になるのなら
毎週のようにテレビのゴルフ中継を観ているゴルファーは、とうの昔にシングルになっていなければならないことになる。
言葉でもダメなら、ティーチングプロから直接指導を受けることがもっとも効果的な方法だと思うが・・・
ただし それにはひとつだけ条件があるというのだ。
何か
そのコーチの言葉にあなたがピンとくるかどうか
ということ。
どんなゴルフの上手いコーチでも彼の発する言葉があなたにインスピレーションをもたらすものでないかぎり、
あなたには通じないからだ。
人間は、「言葉」によってしか、ものを考えることができない。
プロゴルファーなら、長期間の間の鍛錬によって正しいスウィングを身体で覚えているから・・・・
例えばタイガーウッズの新しいスウィングを見ただけで、彼がどうしょうとしているのかわかるというのだ。
しかし、これから正しいスウィングを身につけようとしているアマチュアゴルファーが一流のプロゴルファーのスウィングを見ただけでは
美しい
力強い
とかいう感想しか浮かばないのだ。
まず正しいスウィングとは何かを「言葉」によって理解していなければ、一流プロゴルファーのスウィングを
理解することも、
真似することもできないのだ。
言葉がいかに重要か。
私はラウンド中、つねに「リズムよくスウィングをしよう」と自分に言い聞かせている。
それによって、
「手打ちでなく、リズムよく体を回転させる」ことを肝に銘じているのです。
万年スライスに悩んでいたゴルファーが、たまたま立ち読みしたゴルフ雑誌にあった言葉で、スライスが治ったという話もよくある話だ。
プロゴルファーでも、スウィングにおける注意点を記録したメモをポケットに忍ばせて試合に臨むことがあるというから、
つくづく人間というのは「言葉」によっていかようにもなる存在だと痛感させられる。
以上は、ライフ・エキスパートに書かれたことを紹介しました。
この本で紹介されていた世界のゴルフの達人たちの言葉は、わたしたちアマチュアゴルファーの目からウロコを落すには十分な力があります。
今日から紹介する「言葉」でピンとくる言葉があれば、次の練習やラウンドでつぶやいて欲しい。
数か月後に劇的に変わった自分のスウィングをみて、あなたにはその言葉が「魔法の名言」であることを実感されることを祈っています。
魔法の言葉の1回目は
「打つのではなく「スウィング」せよ
by ボビー・ジョーンズ
つづく