タイトリストプロV1

ヘッドスピード43m/sで打ったらどうなる?

アスリートゴルファーの支持率NO1のタイトリストプロv1対ライバルボールを「ヘッドスピード43m/sで打ったらどうなる?」そんな素朴な疑問を解消すべくゴルフボールを集めて試打!テスターはミスショットゼロのロボット君を使用。気になる極秘のデータを紹介します。
ゴルフダイジェスト 2016年 06 月号 [雑誌]

ゴルフボール比較

計測結果は、下記のとおり、各ボールの性格の違いが明らかになった。飛びの3要素と言われる「高初速・高打ち出し・低スピン」結果的に、この3要素を高いレベルで揃えた「ツアーB330X」が平均飛距離でナンバーワンになったが、ここにツアーボールの進化がみてとれる。

スピン量が多いゴルファー用
ブリジストン ツアーB330S | ブリジストン ツアーB330X | ナイキ レジンツアーブラチナム

基本的にツアーボールは、コアが硬く、カバーが軟らかい。実はこれが、スピンが最も多くかかる組み合わせ。スピンを減らすには、これとは逆に、コアを軟らかく、カバーを硬くすればよいが、そうするとコアの反発が落ちて初速が上がらない。

ボールの弾道が低いゴルファー
テーラメイド ツアープリファード | テーラメイド ツアープリファードX | タイトリスト プロV1X

なにより、ツアーボールの生命線であるアプローチ時のスピンが減ってしまってボールが止まらない。カバーが軟らかいのは大前提、従って反発を維持しつつ、スピンを抑えるコアの開発を各メーカーが進めているのだ。

ボールの弾道が高い
ダンロップ スリクソンZスター | キャロウエイ クロムツアー | ダンロップ スリクソンZスターXV | タイトリスト プロV1

とは言え、ゴルファーによって自分の持っている打球の特徴はさまざま。もともとスピン量が少ない人が、低スピンや弾道が低いボールを使ってしまうと、十分なキャリーが得られずに飛ばすことができない。

今回の計測結果を参考に、自分の悩みにピッタリのボールを試してみると、意外と簡単に飛距離アップできるかもです。

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