太極拳2段検定(2次試験) 合否基準

下記の7項目の「不合格基準を設ける。7項目のいずれかに該当すると不合格とする。
1.初段検定合格基準(1~4)を基本的に満たしていること。基準を満たしていない項目が1項目でもあると不合格とする

2.上歩と収脚時に、外形的に明らかな「つぶれ」(=膝)、「ねじれ」(=膝)が複数回出現すると不合格。

3.過渡動作または定式時に、明らかな「外れ」(=眼・頭部と手、体の方向が一致しない)が複数回出現する  と不合格とする。

4.上歩から弓歩にいたる動作で、外形的に明らかな「前引き」(=速度が加わる前引き、先に膝をはっきりと  曲げる弓歩)が複数回出現すると不合格とする。

5.手法:「推掌(注1)」の定式において、肘が明らかに伸びきったり、突っ張っている動作が複数回出現す  ると不合格とする。また、「分掌(注2)」「按掌(注3)」「雲掌(注4)」および「将(注5)」の定式と  過渡動作で肘が明らかに伸びきったり、突っ張っている動作が複数回出現すると不合格とする。

6.歩法・身法:「上歩(注6)の動作時に腰・体が明らかに正面に向いている動作が複数回出現すると不合格  とする。また、「手揮琵琶」、「倒巻肱」の定式で、腰・体が明らかに正面に向いている動作が複数回出現  すると不合格とする。

7.第1「3点セット」(ゆっくり、均一に、ゆるめながら)から明らかに逸脱していると、不合格とする。