シングルハンディーの意味は、ハンディーキャップ「10」と「9」その違いとは。単なる「10」と「9」という数字で測れないほどの、深くて大きな差があるといいます。
ハンディーキャップ「10」から「9」になるまでの期間は、1年以内にサッとシングルプレーヤーになる人もいれば、5年10年と「まんねん10」の人もいます。
ハンディーキャップ、それは技術的な水準をあらわすものではありません。
え~でも
ローハンディのほうが技術的なレベルが高いじゃないですか?
それは心の水準を表しているのです。
え・・・・ 心の水準 今ひとつ理解できませんよね~。
1打の価値観を重く見ているか、甘く判断しているか・・・
あなたは、パーオン狙いますよね。
しかし、グリーン手前には「池」があります。
キャリーで170ヤード必要です。
プロゴルファーや真の上級者(片手シングル)なら迷うことなく「さっさと打ってナイスオン」するでしょう。
ハンディーキャップ「10」と「9」の人ならどうするか?
10の人:せっかくのパーオン、チャンス狙ってみます!
池に波紋がみえるのが想像できます。
9の人:1打の価値観をもっと真剣に考えるなら、池の手前に刻んで「3打目で勝負する」それでもパーのチャンスは残っている。悪くてもボギーでは上がれる。
さて あなたならどうしますか?
180ヤードなら届かない距離じゃないですけど「170ヤード」キャリーで出せるかどうか不安がよぎります。
とはいえ、120ヤードの刻みは「あまりにも消極的・・・」
でもあなたは、心に迷いが生じている。すると体の動きもスムーズには動かない。
「不安と願望に縛られながらスウィングするわけですから・・・。
ああ~
や・・・やっぱり池ポチャでした~(^^;)
それは、あなたの技術的なレベルでなく、判断力から起こったミスです。
最悪の場合、ショックが後を引き、次打も池に捕まってしまうかもしれません。
そのようにして、たった一度の判断力の甘さからミスを量産してボロボロになってしまう。
その結果がハンディーキャップという数字になって、あなたの腕前を表しているのです。
もう一度、さっきの池越えのセカンド地点に行ってみましょうか。
あなたは、どうしますか?
そうですか・・・・・・・
ハンディーキャップ10の人でも「90」をたたき、15の人は、100が切れない時もある。それは、ハンディーキャップの多い人ほど、1打の価値観を甘く見ているからです。
スタートホールでダブルボギーを叩いたからと嘆き落ち込む、そして、取り返そうと無理をする。その結果さらなるトラブルがおきて大叩き・・・。
そんなラウンドから決別して、淡々と我慢して自分のハンディーキャップ通りのゴルフをすることで、ハンディーキャップを減らしていく。
ハンディーキャップを減らす近道は、「技術的なレベルアップ」より「心の水準アップ」にあると私は確信しています。