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人生80年と考えると残りは4分の1

60歳定年後の人生をどう生きるかは、誰しも大なり少なり思いはあるのではないでしょうか。人生80年と考えた場合残りの4分の1の人生をどのように有意義に過ごすかは大切なことだと思います。人生終点は誰しもあるのですから、大金持ちでも貧乏人でもこれだけは平等です。

次に日々をどのように過ごすかです。仕事ばかりで趣味が少ない方、現役のときから趣味中心で過ごされていた方、いろんな人生の4分の3を過ごされてきたことでしょう。私の場合も現役時代は、波乱万丈の会社生活でした。

大企業ということもあり、いくら一生懸命に勉強し働いたとはいえ、認めてもらえたことは数少ないです。努力が報われることは、そう多くはありませんでしたが今考えると楽しい会社生活だったと思っていますが、65歳まで働くことは選択しませんでした。

病とは上手に付き合うべし

60歳からは、特に健康であることは誰しも思いは同じでも、人間にも残念ながら賞味期限があります。周りの先輩や同僚の全てが健康であるか見れば分ります。そう考えると、自分自身もいつか大病でなくても、体のどこかに病気がおきてくるのは自然であると思います。

80歳を過ぎてエベレストに登頂された三浦雄一郎さんでさえ、心臓病糖尿病を抱えているにも関わらず、克服されての挑戦だったのですから、60歳からは、病とのお付き合いも上手にしていく覚悟が必要だと思っています。病気との闘いではなく、上手にお付き合いする気持ちでありたいと願っています。

新しいことに挑戦する

定年とともに始めたのは「太極拳」と「アフリエイト」でした。なぜか?老後のことを考えてのことです。いつまでも元気で飛んだり跳ねたりは出来ないと思ったからです。私は合気道4段ですが、なぜ合気道を続けないのか?と聞かれます。

年齢を重ねていくと、「投げ技」が多い合気道の場合は、「受身」でそれなりのことが出来なくなると思ったからです。それよりも「新しいことに挑戦することの方がウキウキする」というのが本音かもしれません。

得意な分野では目標を持ち上を目指す

定年後に1番やりたかった事は、ゴルフです。現役時代は、月1ゴルファー(月に1回しかラウンドできない人)でしたので定年後は、せめて週1ゴルファー(週1回はゴルフが出来る人)になりシングルプレーヤーに成ることです。現役時代は、高槻ゴルフクラブ(河川敷コース)では最高に良かったときが「8」でした。

定年後には、あこがれていたメンバーコースを持つことが出来ました。条件は、➀自宅から1時間圏内であること➁練習場があること➂100万円以下であること。候補のゴルフ場は、「箕面ゴルフクラブ」と「きさいちカントリークラブ」「宝塚高原ゴルフクラブ」の3箇所の中から、「宝塚高原ゴルフクラブ」に入会しました。2015年7月時点でのハンディーは「10」です。

毎日同じ時間に行く場所があることに感謝

定年後の1年間は、仕事に行かない生活をしてみました。毎日、日曜です(笑)これもまた、大変です。最初はいいのですが、毎日決まった時間に行く場所がないのは飽きてきます。毎朝1時間の散歩と昼食前の30分散歩、日中はアフリエイトかスポーツジム、そして夕食後の散歩と続けてきましたが、緊張感がなくなると老けるのが早くなるような気がします。

1年ぶらぶらした後は、友人の紹介で、午前中3時間、16日稼動の仕事をしています。給料は約10万円しかありませんが、お小遣いには充分です。恵まれた環境だと思っています。友人には感謝しています。持つべきは友達ですね~。

妻や地域の人達と仲良く過ごすための努力を惜しまない

定年後で最近思うことは、妻と仲良くすることは当然ですが、地域のお付き合いを大切にすることの大切さを感じています。夫婦どんなに健康で仲が良くても仲悪くても、将来いつかは1人になることは避けられない事実ですから^^;

いつかは、1人になるか、妻を残して旅立つかですから、もちろん後者のほうが希望ですが、一人になった時のことを考えれば、今からでも地域の友人を作っておくことが大切だと思っています。将来少しでも「孤独(こどく)」に苦しむことがないようにしたいものです。

私を勇気づけてきた言葉

「今日1日、怒らず恐れず悲しまず、正直親切愉快に、力と勇気と信念を持って、自己の人生に対する責務を果たし、恒に平和と愛を失わざる、立派な人間として生きることを自分自身の厳かな誓いとする」 :中村天風

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